PSP社主催・NOBORIユーザー会への登壇

画像:発表をしている北川医療DX副プロジェクトリーダー

2025年7月18日(金)、PSP社が主催する「NOBORIユーザー会」において、MUDX副プロジェクトリーダーの北川先生が登壇されました。
今回の登壇では、東洋大学の熊谷先生がまとめた分析結果をもとに、「NOBORIの患者ウェルビーイングへの貢献可能性:機能・信頼・自己効力感に着目して」というタイトルで発表を行いました。

本発表では、患者向けPHR(Personal Health Record)アプリ「NOBORI」が、患者のウェルビーイングの向上にどのように寄与するのかをテーマに、機能や信頼性などに関するアンケート調査と統計的分析をもとに考察が行われました。

調査結果によると、機能的な側面で特に高い評価を得たのは、「自分の検査結果をアプリで確認できる機能」でした。さらにアプリが「使いやすく、信頼できる」と感じられること、そして患者自身が自分で操作・活用できる自信を持てることが、ウェルビーイングにとって重要であることが示されました。

こうした知見をふまえMUDXでは、今後は、操作方法のサポートや利用教育の場を設けることの重要性が示唆されました。
さらなる調査を継続するとともに、これらの結果を活かし、今後は教育機会の充実に力を入れていきたいと考えております。